| 7月27日 |
7時に目が覚める。
いよいよジャンボリ会場入りする朝である。
小雨が降るが時折、晴れ間が見える。
ジョンとたわいもない会話が続く。8時にロストバゲージしたスカウトの家に電話をするとすべて昨晩のうちに荷物が届いていたようだ。
8時30分、副長たちを起こす。
出発の準備をしていると9時30分に警察官が、自宅にやってきた。昨日の夜勤者から引き継いだ警察官の事情聴取だ。
警察官も、せっかく当地を訪問してくれた日本からの来訪者に対しすまなさそうに話しかけてくれた。
そんな突然の訪問者のために出発が遅れ、10時にアラン宅に合流し、集結場所のショッピングセンターに向かった。途中、20隊の隊長から電話がかかる。まだ到着していないのは、うちのグループだけらしい。
10時30分、簡単なお別れセレモニー。お礼の挨拶を述べた。日連から23WSJ誘致を宣伝しろとの命令が出ていたので、2015年に日本開催が決まったら、Ho−Hoするから来てくださいといったら、一応笑いを得るくらいうけた。
さあいよいよ出発。
「すいません、ホスト家族の車にカメラ忘れました!!」と走っていくスカウト。
ジャンボリー会場にチェックインの際にパスポートがいるかもしれないといっているのに、ダッフルに入れてるスカウト。(パスポートの携行を目視確認しろといったのを無視したことになる)
バスの下に詰め込んだ、バッグをもう一度出してパスポートを取り出す。
ここまで、忘れ物や指示を無視するトラブルは、大半が他県のスカウト。自分の中にお客さん的に大目に見ていた部分があると思い、ここからは同等に扱おうと決意した。(とくにスカウトスキルとかの問題じゃなく、公共の場での日常生活・行動について問題が多いから大変)
11:00定刻にバスに乗り込み出発すると、ずーっと見送ってくれるHoHo家族。出発と同時に、席に深々と座り隣のスカウトと雑談する冷めたスカウト。
出発したことを分団長に電話で告げる。
車内でスカウト達にここまでの目に余る行動を一通り確認・注意する。
注意が終われば、またマイペースで、車内で騒ぐもの、トランプに興じるもの。
異国のドライブ中、日本とは違う車窓を楽しむものは少なくとも時折後部座席を見渡す限り皆無であった。
13:20サービスエリアに到着。昼食休憩を兼ね14:00まで停車。
HoHo家族に弁当を作ってもらったスカウトもいればそうでないスカウトもいたので、昼食を支給する。
14:00再出発。バスの中がまたまた若干騒がしくなってきたと思えば、トランプの勝敗に夢中で声が大きくなってきている。そのトランプをやっているメンツの顔を見れば、設営で体力なさそうな連中が中心。やっぱり自己管理というか、体力のペース配分を個人に委ねることはムリかーー。
15:00から1時間をサイレントタイムと指示した。目を閉じるか、静かに車窓を楽しめと。
すると、大半が車窓を楽しむのではなく寝付く!。おい、そんなに寝られるなら最初から静かに寝てろよ。(ジャンボリー会場到着初日は何が起こるかわからない)
17:00ジャンボリー会場から十数キロ離れた地点にあるチェックインセンターに到着。チェックインの方法はどうかなぁ、と担当のISTに尋ねると、隊長だけで受付してこいと。隣に止めた20隊のバスからは4名の指導者が降りてくる。K隊長と目が合い、こっちは何で4人降りてくるの?向こうは何でN隊長(私)だけなの?とお互いが同時に質問。
答えはどちらもISTの指示だった。と。再度双方の担当者に確認。双方正しいと。双方の担当者交えてどっちが本当だと確認すると、20隊担当のISTが英語をうまく話せず間違った指示を出していたことで決着。
K隊長と2人で、チェックインに向かう。
チェックインセンターは、ガラ空きで、内心”順調順調”と喜んでいた。
受付担当してくれた、ポーランドのISTがとても綺麗な子だった。(なぜか今回、ポーランドとの交流が多かった・・・・)
チェックインセンターで、名札やネッカチーフを受取、バスに戻って出発。17:30。
途中で、流ちょうな日本語の挨拶が聞こえる。日本人ISTが奉仕しているんだと挨拶を返したら、台湾人でドイツ連盟に加盟している日本語の上手なスカウトだった!
30分くらいでつくだろうから、1時間後には設営が開始できるし、暗くなるのは21時過ぎ、楽勝だと喜んでいたら、出発したバスが、チェックインセンターに戻ってきた。
バスがシャトルバス乗り場に横付けされ、ISTが乗り込んできて、荷物をすべて降ろせと指示する。
うちらのバスの運ちゃん達は、会社から我々をハイランズパークに運べと言われているから、このまま行かせろと揉めている。
運ちゃんに聞けば、大丈夫だ任せろ、ちゃんと運んでやると心強い返事が返ってきた。
シャトル乗り場には、日本隊が数隊降ろされていた。他にも沢山の参加隊が降ろされている。
こんなところで、降ろされたら順番待って何時にキャンプインできるかわからない。
運ちゃんに事情を話すISTが次々と変わる。(ガンバレ!運ちゃん)
事態が一変したのは、UKのガリベン風のISTが来たときだった。なんか労働法か運行規則について運ちゃんに告げた後、そこの出口に警察官がいるから、そこで話そうかと行った瞬間である。
運ちゃんが手のひらを上にして両手を軽くあげ、どうしようもないやの仕草。
運ちゃんに聞くと、今までの威勢がどこへ行ってしまったのか、ここで降ろさなければならないと回答が変わった。
結局、降ろすことに。
降ろすときに、何時降ろしたか、どこのシャトルバス乗り場で待つのかの指示もなかった。
派遣団本部に、間際でシャトルバス積み替えであることを電話連絡。
でも一向にシャトルバスが来ない。
シャトルバスは運行しているが、休憩中だと・・・・。なんじゃそれは。
先に降りていた隊は、もう数時間待たされていると。
で、降りた順番など関係なくシャトルバスに乗せているから、奥に荷物を置かされたらたまったもんじゃない。乗り場に近い場所に荷物を置き黙りを決め込んだ。
しばらくして、シャトルバスが到着。ISTが、番号はと聞いてくる。何番かわからんと返すと、何人だ?
との聞き違え。40人だと答えるとこのバスに乗れと指示が出る。やっぱり、管理していない。
荷物を積み込み、乗り込むと別のISTが乗り込んできて、荷物を降ろせと。
シャトルに乗り換えなければならないと言う。オレ達ゃ、さっきバスできて降ろしてシャトルに積み替えたばっかりだと言っても、降ろせの一点張り。
人生で始めて英語で喧嘩したかもしれん。
別のISTが来て、発車許可が出る。ドライバーは、お前は問題ない。ここのコントローラーがおかしいと慰めてくれた。
20:00やっとキャンプイン。
日没まで1時間ほどしかない。
手分けして、支給品受領。配給受領。テントサイドの設営、調理と進める。
わりとスカウトの動きは良いが、テントの袋の管理や、即席調理の工夫は経験不足。
十分な時間を与えたときと同じ対応である。しょうがないから陣頭指揮にたつ。
寒くて、ボンベが冷えて火力が弱い!
とにかく食べることが出来ればよいと、スープとハンバーグ風の夕食を作っていると、真っ暗な中、隣のイタリア隊が到着。一部のスカウトが、この食材をこういう風にするのが日本風かと関心を持ってみている。”日本風じゃないぞ”と弁解。間違った日本文化の伝達は良くない。
なんとか23時過ぎに夕食を食べおえる。
とにかく暗くて作業能率が悪いので、就寝とする。
こんなときイス取りゲームじゃないが、空いてるテントに寝ていけばいいのだが、場所を指定してやらないといけないお坊っちゃんたちにがっかり。
明日は、日出と共に起床設営だといって解散。
24時就寝。
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